講師のレベルは?

教え方に差が出やすい科目から判断する

「塾を選ぶときに重視することは?」という質問を保護者にすると、「1コマ当たりの授業料」という回答が多く返ってきます。しかし生徒に同じ質問をすると、ほとんどが「講師のレベル」という回答をするのです。では塾選びの際に、講師のレベルはどのように見極めれば良いのでしょうか。それは日本史か世界史の授業を見学することです。受験の重要科目である英語は、どこの塾も膨大なデータを集めて入試問題の研究に力を入れているため、講師による教え方の差がなくなってきています。そのため英語の授業を見学しただけでは、講師のレベルを見極めにくいのです。その一方で日本史や世界史は暗記科目だからこそ、その教え方に講師のレベルが反映されやすくなります。

レベルの高い講師は日本史や世界史を歴史学として捉える

日本史や世界史の授業を見学するときに見るべきポイントは、歴史上の出来事を説明する際にその背景にある政治や経済の状況も説明しているかどうかです。パフォーマンスをアピールしたいがために独自のごろ合わせを生み出して細切れの知識を教え込む講師もいますが、その教え方では本物の学力は身につかないといえます。その一方で講師が歴史上の出来事の背景にある政治や経済の状況も説明していれば、生徒は日常生活と歴史状況の関連という視点から日本史や世界史を学ぶことができるのです。このような学び方で身についた知識こそ、本物の学力だといえます。そして本物の学力は日本史や世界史を超越して、小論文を書くときにも活きてくるのです。

日本史や世界史を単なる暗記科目として扱うのではなく、現代につながる歴史学として教えているかどうかという点から講師のレベルが見えてくるのです。

夏期講習とは、学習塾などで夏休みの期間を利用して集中的に勉強の指導を行うことです。家で集中した勉強をしにくいという人にオススメです。